
トヨタ プリウスPHVはV2Hに対応しているのか気になっていませんか?
また、対応しているなら、価格や導入費用、補助金についても知っておきたいですよね。
結論からいうと、トヨタ プリウスPHVは、対象年式で必要な装備を備えた車両がV2Hに対応しています。
旧型のプリウスPHVと新しいプリウスPHEVでは、V2Hの対応状況が異なります。まずは、ご自身の車が対象かどうかを確かめることが大切です。
そこで、このページでは、対応機種や年式・型式ごとの条件に加えて、価格・導入費用・補助金・見積もり方法までまとめて解説しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
トヨタ プリウスPHVはV2Hに対応している?
トヨタ プリウスPHVは、対象年式で必要な装備を備えた車両がV2Hに対応しています。
ただし、プリウスPHVならどの車でも使えるわけではありません。旧型でも生産時期や装備によって対応が分かれ、V2Hの利用には所定の急速充電インレットを備えている必要があります。
また、2023年発売のプリウスPHEVは、ここで扱う旧型プリウスPHVとはV2Hの条件が異なります。機器を探す前に、まず車の年式と装備を確かめることが重要です。
トヨタ プリウスPHVで使えるV2Hメーカー・製品
プリウスPHVについては、エリーパワー、オムロン、シャープ、ダイヤゼブラ電機、デンソー、ニチコン、パナソニックの資料に記載があります。ただし、すべての年式・装備で接続できるわけではありません。
特に確認したいのが、車両の生産時期と「外部給電機能(V2H)付き急速充電インレット」の装着状況です。ニチコンの資料では、DLA-ZVW52と6LA-ZVW52で対象年式の記載が分かれています。
「プリウスPHV対応」と書かれた機器でも、ご自身の車が条件を満たすかは別の話です。機器の購入前に、車両の装備とメーカーの最新対応表を確認しましょう。
エリーパワー
| 製品・システム | 型番・構成部品 | 役割 | 状態 |
|---|---|---|---|
POWER iE Connect V2Hスタンド | — | — | 条件付き |
オムロン
| 製品・システム | 型番・構成部品 | 役割 | 状態 |
|---|---|---|---|
マルチV2Xシステム | KP-DDV KP-DDV-2 KPEP-A KPEP-A-2 KPEP-A-2S KPEP-A-S | EVユニット / V2Xパワーコンディショナ | 条件付き |
シャープ
| 製品・システム | 型番・構成部品 | 役割 | 状態 |
|---|---|---|---|
V2Hシステム EV用コンバータ | JH-WE2301 | EV用コンバータ。単体完結システムではない。 | 条件付き |
ダイヤゼブラ電機
| 製品・システム | 型番・構成部品 | 役割 | 状態 |
|---|---|---|---|
EIBS V | EOJ-D60EV | V2Hユニット(EHJ-S55MP3Bとのシステム) | 条件付き |
EIBS Va-1 | EPJ-S60EV | PCS一体型V2Hユニット | 条件付き |
デンソー
| 製品・システム | 型番・構成部品 | 役割 | 状態 |
|---|---|---|---|
V2H-充放電器 Dシリーズ | DNEVC-D6075 | V2Hシステム | 条件付き |
ニチコン
| 製品・システム | 型番・構成部品 | 役割 | 状態 |
|---|---|---|---|
EVパワー・ステーション VCGシリーズ | VCG-663CN3 VCG-663CN7 VCG-666CN7 | V2Hシステム | 条件付き |
EVパワー・ステーション VSG3シリーズ | VSG3-666CN7 VSG3-666CN7HB VSG3-666CN7HS | V2Hシステム | 条件付き |
トライブリッド蓄電システム ESS-T1シリーズ | ESS-V1 | V2Hスタンド | 条件付き |
トライブリッド蓄電システム ESS-T3シリーズ | ES-T3P1 ES-T3PL1 ES-T3V1 | V2Hスタンド+V2Hポッド / V2Hスタンド | 条件付き |
トライブリッド蓄電システム ESS-T5/T6シリーズ | ES-PL1 | V2Hスタンド+V2Hポッド | 条件付き |
パナソニック
| 製品・システム | 型番・構成部品 | 役割 | 状態 |
|---|---|---|---|
eneplat | LJV1671B LJV2671C LJVH671C | V2Hスタンド | 条件付き |
注意: 「EVユニット」「V2Xパワーコンディショナ」「EV用コンバータ」など、システムを構成する部品も含まれます。単体で完結するV2H製品とは限りません。
トヨタ プリウスPHVは年式・型式によってV2H条件が違う
年式・型式・電池容量・充放電条件など、公式資料で確認できる範囲を整理しています。資料にない情報は推測で補っていません。
プリウスPHVは、V2H対応の急速充電インレット(メーカーオプション)装着車が対象です。
| メーカー・製品 | 対象型番 | 対象車両 | 充放電・停電時の条件 | 状態 |
|---|---|---|---|---|
エリーパワー POWER iE Connect V2Hスタンド | — | 年式2019.05~ 2020.07 型式DLA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時充放電 コネクタ アクセサリー ケーブル | 条件付き |
エリーパワー POWER iE Connect V2Hスタンド | — | 年式2020.07~ 2023.01 型式6LA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時充放電 コネクタ アクセサリー ケーブル | 条件付き |
オムロン マルチV2Xシステム | KP-DDVKP-DDV-2KPEP-AKPEP-A-2KPEP-A-2SKPEP-A-S | 年式2019年5月~2020年7月 型式DLA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時12Vシガーケーブル 不要 | 条件付き |
オムロン マルチV2Xシステム | KP-DDVKP-DDV-2KPEP-AKPEP-A-2KPEP-A-2SKPEP-A-S | 年式2020年7月~2023年1月 型式6LA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時12Vシガーケーブル 不要 | 条件付き |
シャープ V2Hシステム EV用コンバータ | JH-WE2301 | 年式2019.05~2020.07 型式DLA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時起動用ケーブル:要。要の車両でも太陽光発電中または蓄電池電力があれば不要。EV給電モードは本システムで利用不可。起動用ケーブルが要の条件ではケーブルを使用。 | 条件付き |
シャープ V2Hシステム EV用コンバータ | JH-WE2301 | 年式2020.07~2023.01 型式6LA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時起動用ケーブル:要。要の車両でも太陽光発電中または蓄電池電力があれば不要。EV給電モードは本システムで利用不可。起動用ケーブルが要の条件ではケーブルを使用。 | 条件付き |
ダイヤゼブラ電機 EIBS V | EOJ-D60EV | 年式2019年5月~ 2020年6月 型式6LA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時コネクタ起動も可。ただし起動後充電できない場合があるため12Vブラックスタートケーブル推奨。 | 条件付き |
ダイヤゼブラ電機 EIBS V | EOJ-D60EV | 年式2020年7月~ 2023年1月 型式DLA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時コネクタ起動も可。ただし起動後充電できない場合があるため12Vブラックスタートケーブル推奨。 | 条件付き |
ダイヤゼブラ電機 EIBS Va-1 | EPJ-S60EV | 年式2019年5月~ 2020年6月 型式6LA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時コネクタ起動も可。ただし起動後充電できない場合があるため12Vブラックスタートケーブル推奨。 | 条件付き |
ダイヤゼブラ電機 EIBS Va-1 | EPJ-S60EV | 年式2020年7月~ 2023年1月 型式DLA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時コネクタ起動も可。ただし起動後充電できない場合があるため12Vブラックスタートケーブル推奨。 | 条件付き |
デンソー V2H-充放電器 Dシリーズ | DNEVC-D6075 | 年式2019年5月式~2022年式 型式— 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時— | 条件付き |
ニチコン EVパワー・ステーション VCGシリーズ | VCG-663CN3VCG-663CN7VCG-666CN7 | 年式19年式~22年式 型式— 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時12V電源ケーブル | 条件付き |
ニチコン EVパワー・ステーション VSG3シリーズ | VSG3-666CN7VSG3-666CN7HBVSG3-666CN7HS | 年式2019年5月~2020年7月式 型式DLA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時12V電源ケーブル | 条件付き |
ニチコン EVパワー・ステーション VSG3シリーズ | VSG3-666CN7VSG3-666CN7HBVSG3-666CN7HS | 年式2020年7月~2023年1月式 型式6LA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時12V電源ケーブル | 条件付き |
ニチコン トライブリッド蓄電システム ESS-T1シリーズ | ESS-V1 | 年式19年式〜22年式 型式— 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時— | 条件付き |
ニチコン トライブリッド蓄電システム ESS-T3シリーズ | ES-T3P1ES-T3PL1ES-T3V1 | 年式19年式〜22年式 型式— 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時— | 条件付き |
ニチコン トライブリッド蓄電システム ESS-T5/T6シリーズ | ES-PL1 | 年式19年式〜22年式 型式— 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時— | 条件付き |
パナソニック eneplat | LJV1671B | 年式2019.05~ 2020.07 型式DLA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時アクセサリー ケーブル | 条件付き |
パナソニック eneplat | LJV1671B | 年式2020.07~ 2023.01 型式6LA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時アクセサリー ケーブル | 条件付き |
パナソニック eneplat | LJV2671CLJVH671C | 年式2019.05~ 2020.07 型式DLA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時充放電 コネクタ アクセサリー ケーブル | 条件付き |
パナソニック eneplat | LJV2671CLJVH671C | 年式2020.07~ 2023.01 型式6LA-ZVW52 電池8.8kWh | 充電約100% 放電約0% 停電時充放電 コネクタ アクセサリー ケーブル | 条件付き |
トヨタ プリウスPHVのV2H価格はいくら?
プリウスPHVでは、機器の価格を見る前に、ご自身の車がV2Hに対応しているか確認することが大切です。年式や装備によっては、V2H機器を購入しても接続できない場合があります。
必要な急速充電インレットが付いていることを確認できたら、その車両に対応する機器の価格を比較しましょう。
※掲載価格は、V2Hの販売・設置を扱う専門店「エコ発電本舗」の情報を参考にしています。
| メーカー / 製品 | 型番・区分 | 掲載価格 | 補足 |
|---|---|---|---|
オムロン / マルチV2Xシステム | シリーズ別の掲載定価 | 160万円〜240万円 | 掲載定価は単機能V2Xが160万円、ハイブリッドV2Xが240万円です。システム構成によって価格が異なります。 |
ニチコン / EVパワー・ステーション VSG3シリーズ | VSG3-666CN7 | 128万円 | 128万円は機器の掲載定価です。工事費込み・税込では150万円台~165万円台の掲載例があります。 |
パナソニック / eneplat | シリーズ価格 | オープン価格 | 掲載価格はオープン価格です。販売店や製品構成によって販売価格が異なります。 |
注意: 表には機器の定価や価格例が含まれます。実際の導入費用は設置条件によって異なるため、無料見積もりでご確認ください。
トヨタ プリウスPHVにV2Hを導入する費用はいくら?
V2Hに対応するプリウスPHVであっても、導入費用は住宅の分電盤や配線、設置場所によって変わります。
まずは車両側に必要な装備があるかを確認し、そのあとで工事内容を見積もるのが分かりやすい順番です。停電時の使い方や太陽光発電との組み合わせも、この段階で相談しましょう。
エコ発電本舗の掲載例(工事費・税込)は、ニチコン プレミアムモデルが99万円(在庫限り)、オムロン マルチV2Xが140万円台~150万円台、ニチコン VSG3-666CN7が150万円台~165万円台です。V2H全体の価格上限を示すものではありません。
この金額は「プリウスPHV専用の確定見積額」ではありません。対応機器、分電盤、駐車位置、配線距離などで実際の費用は変わるため、正確な導入費用は見積もりで確認してください。
トヨタ プリウスPHVのV2Hで使える補助金
2026年度の国のV2H補助金は受付を終了しています。
ただし、自治体独自の補助金を利用できる場合があります。また、次年度の補助制度が公表された場合は本ページを随時更新します。
実際に利用できる補助金を含めた導入費用は、見積もり時に確認できます。
受付終了 令和7年度補正予算 V2H充放電設備の導入補助金 (2026年8月27日受付終了)
国の制度とは別に、都道府県・市区町村がV2H向けの補助金を用意している場合があります。エコ発電本舗では、全国の自治体補助金を都道府県別に確認できます。
お住まいの地域の補助金を確認するエコ発電本舗では、次回のV2H向け補助金に備えた「補助金の申請予約」を受け付けています。必要書類を事前に準備し、公募開始と同時に申請する案内で、現地調査や見積もりも無料としています。
次回の補助金の申請予約を確認するトヨタ プリウスPHVのV2H見積もり方法
V2Hの導入費用は、住宅の設備や設置条件などによって変わります。
実際にどのくらいの費用がかかるのか知りたい方は、無料見積もりで確認してみましょう。
必要事項を入力して見積もりスタート。見積もり依頼に費用はかかりません。
見積もり内容をメールで確認でき、価格や保証内容を比較できます。
利用できる補助金を踏まえた実質負担額の案内も確認できます。
実際にかかるV2H費用を確認する
V2Hの無料見積もりはコチラ >トヨタ プリウスPHVでV2Hを選ぶときのポイント
プリウスPHVは車名が同じでも、年式や装備によってV2Hへの対応が変わります。必要な急速充電インレットが付いているかを先に確認し、その後で対応機器を選びましょう。
2019年改良後の対象車か生産時期を確認
公式対応資料では、対象となるプリウスPHVは2019年5月以降に改良された5人乗り仕様で、メーカーによって2019年5月~2022年10月生産の車両などと表記されています。ニチコンVSG3の表ではDLA-ZVW52と6LA-ZVW52が年式帯ごとに分かれます。
中古車を検討している場合は年式だけで判断せず、車検証の型式や実車の装備を販売店と確認してください。
V2H付き急速充電インレットはメーカーオプション
プリウスPHVの対応条件では「外部給電V2H付き急速充電インレット」が必要とされています。名称の似た充電口があっても、V2Hへ放電できる仕様かどうかは別の確認です。
同じプリウスPHVでもオプションが付いていない車両は、対応一覧だけを根拠に導入可能とは判断できません。見積もり前に装着有無を明確にしてください。
2023年発売プリウスPHEVとは接続条件が違う
ニチコンなどの資料では、2023年3月発売のプリウスPHEVはCHAdeMO放電非対応と明記されています。この世代に旧型プリウスPHVの対応機器の条件を当てはめることはできません。
「PHV」「PHEV」という名称だけを頼りに判断せず、世代・型式・放電対応の有無で区別してください。旧型の情報を新型の見積もりに引用するミスを防げます。
車両のエンジン稼働・給電モードの条件を確認
プリウスPHVはPHEVですが、V2H機器の対応資料にはエンジン作動中は通常のV2H充放電ができない旨の記載があります。また、停電時には車両を外部給電モードに切り替えて起動する機器があり、モードによって太陽光余剰充電ができない場合があります。
車載AC100V給電や車両のHV給電モードを、住宅のV2H運用と同じ機能として説明しないことが重要です。
8.8kWh車での充放電時間・残量に注意
プリウスPHVの公称電池容量は8.8kWhです。対応一覧には放電下限約0%の機器もありますが、これを電池の全量が住宅で使えるという意味にはできません。
ニチコンのトライブリッド蓄電システムの資料には、電池容量10kWh未満の車両に対してタイマー充放電の合計時間に制限を設ける記載もあります。候補機器でどの制限が適用されるか、停電利用の計画と合わせて確認してください。
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