電池の豆知識②
みなさんはスマホの残量がどれぐらいになったら充電していますか?
実は、最適な充電方法をすることでスマホの電池を長持ちさせることができるんです!
今日は充電方法について解説したいと思います。
スマホやタブレットには「リチウムイオン電池」が使われています。リチウムイオン電池とは使い捨ての乾電池などとは違い、二次電池の一種で充電を繰り返しながら使用する電池です。
このリチウムイオン電池は一般的に電池残量20~80%の状態を維持するのが適切と言われています。そのため、スマホも0%まで使い切ってから充電することは、電池への負荷が大きくなるためあまりお勧めできません。
また、もう一つバッテリーの劣化を防ぐにあたり大切なことがあります。
それは「ながら充電」をしないことです。
ついつい充電中もゲームをしたり動画を見たりしていませんか?
ある研究結果では、充電のみでは電池の温度上昇が1.2℃だったのに対し、ゲームをしながら充電した場合に8.9℃も温度が上昇したと言われています。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2104/05/news097.html
〈参考〉ITmedia 「ながら充電」に注意 携帯市場と電通大がスマホのバッテリー劣化を防ぐ研究
さらにこれから暑くなる季節に気を付けたいのが、高温。
リチウムイオン電池は熱に弱く、高温環境下での使用・保管により劣化が進むと言われています。
車内に放置したり、直射日光の当たる場所での充電や使用は十分に気を付けたいところです。
実際に私も夏場に「高温注意」の画面が出てしまい、しばらくスマホを使えなかったことがあります。
スマホの電池の劣化を防ぐために注意することは
- 電池の残量は20~80%にキープ
- ながら充電をしない
- 高温な場所では使用・充電をしない
毎日使うスマホだからこそ、普段の生活で少しだけ気を付けて充電をしてみてくださいね。
弊社の防災用ポータブル蓄電池E-SAFE RIKUにもリチウムイオン電池を使用しています。
できるだけ電池を長もちさせるためにも、適切な充電方法を行い、いざという時も安心してお使いください!